DID人口×都市雇用圏2015

街の都会っぽさ,都市的景観の有無を決めるのは,人口ではなくDID人口だと思う。

通勤者の住宅が建ち並ぶ「郊外」を含めるのは想像する都市像と異なることから,「都市雇用圏」における中心都市に限定することとした。

参考:都市雇用圏-Urban Employment Area- (u-tokyo.ac.jp)

また,複数の中心を持つことになっている都市圏は,人口最多の都市以外を省略した。具体的には以下の都市を従たる都市中心とみなした。

括弧内は主たる都市中心。

小樽(札幌)土浦(つくば)大泉町(太田)前橋(高崎)
横浜・川崎・さいたま・千葉・立川・武蔵野・厚木(東京)
小牧・半田・東海・刈谷・安城(名古屋)
門真・東大阪・堺(大阪)
燕(三条)草津(京都)大竹(岩国)浦添(那覇)
湯沢(横手)鹿嶋(神栖)大田原(那須塩原)裾野(御殿場)

2015年度 「市」に限定 数字は万人 -は無し

九州沖縄四国中国近畿中部関東東北北海道
200万以上大阪269名古屋225東京927
100万以上福岡148広島102神戸144京都140仙台100札幌189
60万以上北九州86静岡62
50万以上熊本58新潟59
40万以上鹿児島48松山42岡山49浜松47
30万以上大分34那覇31長崎31姫路39金沢38宇都宮38旭川31
20万以上宮崎27高知27高松21福山26和歌山27四日市21岐阜28豊橋26長野25豊田24富山23秋田25郡山24盛岡23青森22函館22
10万以上久留米18佐世保15佐賀13沖縄12徳島18下関17呉15鳥取10松江10津13富士19福井17沼津16甲府15松本14長岡13高崎19水戸17日立15福島19山形18いわき17八戸15弘前11釧路15帯広15苫小牧14
5万以上大牟田9延岡8都城6八代5新居浜8今治5山口9周南8宇部8米子7岩国6東広島5彦根6舞鶴5伊勢5大垣9上越8三条5島田5蒲郡5小山9太田8つくば7栃木5古河5石巻7鶴岡5酒田5北見8千歳8室蘭6
2万以上飯塚4日向4鳥栖4霧島4唐津3石垣3中津2名護2鹿屋2佐伯2四国中央3宇和島3三原4出雲3津山2田辺3赤穂3福知山3東近江3長浜3上田4敦賀4小松3飯田3高山3柏崎3御殿場3掛川3柏崎3富士吉田2伊東2関2佐野4本庄4日高3那須塩原3館林3秩父2神栖2毛呂山町2瑞穂町2米沢4大崎3大館2白河2十和田2三沢2一関2奥州岩見沢4網走2稚内2滝川2
1万以上田川1柳川1朝倉1伊万里1島原1五島1人吉1水俣1玉名1山鹿1天草1日南1薩摩川内1奄美1宮古島1読谷村1八幡浜1浜田1益田1倉吉1三次1萩1伊賀1尾鷲1新宮1豊岡1洲本1甲賀1西脇1熱海1佐久1伊那1諏訪1小浜1七尾1糸魚川1村上1十日町1筑西1沼田1館山1五所川原1むつ1宮古1北上1南相馬1気仙沼1白石1能代1横手1湯沢1由利本荘1大仙1新庄1長井1士別1美唄1深川1留萌1紋別1名寄1根室1富良野1倶知安町1岩内町1美幌町1遠軽町1新ひだか町1

都市雇用圏

中心市のDID人口が5万人以上のものを大都市雇用圏と定義している。

2015~2020年の大都市雇用圏中心市人口増減

増減率市名
+6%~つくば1
+5%~東京1
+4%~福岡1
+2%~大阪 沖縄 千歳 東広島4
+1%~名古屋 札幌 仙台 太田4
+0%~岡山 広島 小山 宇都宮 高崎 水戸 宮崎 彦根8
~-0%熊本 浜松 神戸 京都 金沢 大分 那覇 松山 高松 福山 久留米 大垣 岐阜 豊橋 豊田 松本16
~-1%静岡 蒲郡 津 四日市 鹿児島 帯広 苫小牧 古河 松江 米子 佐賀 富山 長野 甲府 福井 富士16
~-2%北九州 新潟 和歌山 旭川 秋田 山形 徳島 郡山 盛岡 栃木 鳥取 都城 島田 長岡14
~-3%伊勢 福島 高知 新居浜 八戸 宇部 八代 沼津8
~-4%長崎 北見 青森 弘前 今治 いわき 石巻 下関 周南 佐世保 三条 上越12
~-5%釧路 函館 日立 鶴岡 酒田 岩国 延岡 大牟田8
~-6%呉 室蘭2

-1%,-4%の3つのピークがあるようにみえる。

工場立地の観点から言えば,上位は半導体・ソフトウェア産業が目立ち,下位は重工業が目立つ。

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