保険・年金についての考え方

目次

保険

2020/12/22現時点で私は,厚生年金・健康保険・雇用保険以外に加入していない。守るべきもののない私の現状では,「入らない」ことが正解だと思っている。

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保険の削減で、老後資金が出来て、家計が行き返る!

2021/03/11追記

保険は掛け捨てである。貯蓄は別の金融商品で行う。

働けるならば,公的保険・企業保険・貯蓄で治療費を払う方がコスパが良い。

保険を追加するなら,まず就業不能保険のように,病後の生活対策を考える。

例:ライフネット・働く人への保険2 1896円

がん保険のおすすめの選び方2つのポイント | 保険の教科書

治療が長引きリスクが大きい3大疾病やがん対策には,備えておいて良いかもしれない。ただ,保険が複雑化するデメリットが有る。

3大疾病の場合,ポイントは「終身定額」「診断一時金」「3大治療につき」「先進医療特約」

年金

年金は,老齢年金は確実に減る。上の世代よりもらえないが,もらえないよりはましなものである。インフレで貯金は目減りするが,年金は全く別の方式のため,リスクヘッジとして有効である。

老齢基礎年金受給資格期間10年以上
遺族基礎年金受給資格期間25年以上・死亡の前々月一年間の保険料を納付していること
死亡一時金保険料3年以上納め・遺族が遺族基礎年金を受けられないとき
障害基礎年金1,障害認定がある
2,初診日のある月の前々月までの加入期間の2/3以上に納付している
3,初診日のある月の前々月までの一年間の保険料を納付している

年金制度は悪化の一途である。

平成27年~平成29年の制度を比較すると

H27の制度の場合H29年の制度の場合
支払い月額1559016340
40年間で74832007843200
年金額780100779300
支給開始から元取れるまでの月数9.5910.06
支給開始65歳として75歳と8か月76歳と1か月

わずか2年で,5.6か月長生きしないと元取れなくなった。

6年間で保険料は平均1.5%増加した。

保険料保険料増加保険料増率
14980
15040600.40%
152502101.40%
155903402.23%
162606704.30%
164902301.41%
16340-150-0.91%

毎年平均226円/月増額したと仮定すると

月あたり総額月数月数通算
1566910968407070
163401960801282
165661987921294
1679220150412106
1701820421612118
1724420692812130
1747020964012142
1769621235212154
1792221506412166
1814821777612178
1837422048812190
1860022320012202
1882622591212214
1905222862412226
1927823133612238
1950423404812250
1973023676012262
1995623947212274
2018224218412286
2040824489612298
2063424760812310
2086025032012322
2108625303212334
2131225574412346
2153825845612358
2176426116812370
2199026388012382
2221626659212394
2244226930412406
2266827201612418
2289427472812430
2312027744012442
2334628015212454
2357228286412466
2379828557612478
24024480482480

私が60歳までに支払う総額は9333040円にもなる。

長生きしなければ得をしなくなった。

平成24年6月から平成30年3月までの学生納付特例70ヶ月を追納するかどうかの判断は,「10年以上受給できるならば,追納したほうが得になり,年金の元を取れる年が一年以上早くなる。」ということで,「年金をもらう気があるのなら満額支払った方が得」である。

満額支払い総額は9333040円 未納分1096840円と仮定すると,

年金受給開始から,満額納入の場合Aと一部未納の場合Bを比較すると以下のようになる。

年数受給額満額A受給額減額B損失A損失BB-A
1779300665652(¥8,553,740)(¥7,570,548)¥983,192 
215586001331304.167(¥7,774,440)(¥6,904,896)¥869,544 
323379001996956.25(¥6,995,140)(¥6,239,244)¥755,896 
431172002662608.333(¥6,215,840)(¥5,573,592)¥642,248 
538965003328260.417(¥5,436,540)(¥4,907,940)¥528,600 
646758003993912.5(¥4,657,240)(¥4,242,288)¥414,953 
754551004659564.583(¥3,877,940)(¥3,576,635)¥301,305 
862344005325216.667(¥3,098,640)(¥2,910,983)¥187,657 
970137005990868.75(¥2,319,340)(¥2,245,331)¥74,009 
1077930006656520.833(¥1,540,040)(¥1,579,679)(¥39,639)
1185723007322172.917(¥760,740)(¥914,027)(¥153,287)
1293516007987825¥18,560 (¥248,375)(¥266,935)
13101309008653477.083¥797,860 ¥417,277 (¥380,583)
14109102009319129.167¥1,577,160 ¥1,082,929 (¥494,231)
15116895009984781.25¥2,356,460 ¥1,748,581 (¥607,879)

ただし,今お金がない場合は支払いを延期する方が良い。なぜなら,年金の追納で追徴される金額は利率にすれば,どの金融機関でお金を借りるよりも低いからだ。

H30年時点での学生納付特例

期間11123当時の保険料×月数H30年度追納額×月数差額
H246月~3月14980149800151601516001800
H254月~3月15040180480151301815601080
H264月~3月1525018300015280183360360
H274月~3月1559018708015610187320240
H284月~3月16260195120162601951200
H294月~3月16490197880164901978800

6年前の追納加算額1800円÷本来の支払額149800=1.2(%)

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