EdgeとChrome

新しいMicrosoft Edgeができたことは、実にめでたいことだ。Microsoftは英断を下した。

ツイッターにも書いたが、これで骨董品のIE・Edgeにしか対応していない陳腐なシステムが駆逐されることだろう。役所のシステムは,低シェアにも関わらずそれらしか使えないことが多かった。日本のデジタル化が遅れていることの最たる例だと思う。

これからしばらくはWebkit系ブラウザを標準としたウェブ世界が構築されていくことだろう。

ブラウザはもはや戦場ではなく、知的生産の社会基盤になったのだ。

事実,Edgeがエンジンを変えることを表明してからEdgeのシェアは伸び,Firefoxを抜いて第2位の座を確固たるものとしている。

Microsoft Edgeが6カ月連続増加 – 5月PCブラウザシェア | マイナビニュース

ただ,既にChromeを使っている利用者が,敢えてEdgeに戻ってくるだけの革新性は無さそうだ。

強いて言えば,新しいタブ画面の違いぐらいか。ホーム画面に「ニュース記事」が表示されるように改悪されたAndroid版Chromeを嫌って移動するとか,Edgeの爽やかな写真にインスピレーションを得たくて移動するとか。メリットはその程度だろう。

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