アナログの時間

本日の研修は、携帯電話の持ち込みが制限されている場所で待ちぼうけを食らうことに。

やりたいことがたくさんある人は、この時間をじれったく思うだろう。

スマートフォンを触りたい、早く帰りたい、と思うだろう。

そのような人であっても、心のどこかに、ぼーっとしていたい、眠りたいという気持ちもあるだろう。

相反する気持ちが、両方共一人の心の中にある。

現状に都合の良い方を引き出せることが、「今」に満足を生む。

今に満足していれば、先送りしたことに後で取り組むのは楽しい。

私は、携帯電話の無かった時代のゆっくりとした時間を味わおうと思った。

スマホに、頼ることなく、周りの人と談笑したり、ノートに地図や絵を描いたり、ぼんやり机に伏せていたりした。

現代では貴重になった「アナログの時間」は、自分で作ろうとしても作るのは難しいが、集団行動の制約の中で思いがけず生まれると知った。

道端できれいな花を見つけるような好奇心で、日々新しく起きることを受け止めていこう。

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