実家を片付ける

就職を期に実家に戻ってきている。

とはいえ、5月後半の配属次第ではまた離れることもありうる。

そこで、今の内に実家の私物の断捨離に取り組もうとしている。

学生時代の末から、物の処分をはじめたが、途中から中々進まなくなった。

よくある話だが、捨てることで思い出を失ってしまうような気がしたからだ。

学生を追い出される悲しみで、心は傷んでいた。

「この街を離れたくない」「まだしたいことがたくさんある」「もう少し時間があれば」

今夜は、大学に忘れてきた自転車を取りに行く。
もうボロボロの自転車だが、捨てられない。
心の満足のために、取りに行く。
合理的でないことは、分かっている。
週末のお出かけとして、遠出したいという気持ちもある。

捨てたいのに、捨てられない

捨てるのが合理的なのに、取りに行ってしまう

典型的な「したいのにできない」型の悩みである。

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