中心市街地の華やかさと可住地面積人口密度

You Tubeにて、「商店街の賑わいと可住地面積人口密度は相関があるのではないか。但し可住地面積人口密度が高くても、近隣に大都市がある場合は商店街は栄えない」という主張の動画があった。

可住地面積人口密度（2007年）で都道府県を比較すると，以下のようになる。

日本の国土の内可住地面積は32.88%を占め，122633km2である。可住地面積人口密度は978人/km2である。

可住地面積人口密度が高い街について、調べた。

700を超える市のうち、可住地面積人口密度が2000を超える都市は214(東京23区は一つとした場合)ある。

商店街が栄えるかどうかはともかく、単純な人口よりも、体感的な人の多さを示すには、適していると思う。

可住地面積が少なければ，大規模なモールや郊外型商店は増えにくく，商店街が活況を呈しやすい。

2015年10月時点で19万人以上の都市（県庁所在地で一番人口が少ない甲府市を入れるため）について，可住地面積人口密度をまとめる。

参考：https://ja.wikipedia.org/wiki/日本の市の面積一覧

ちなみに伊勢1298人　松阪832人　志摩675人

商店街の数や規模は，地域の拠点性，周辺地域からの買い物客の流入がポイントになる。

それは，「都市雇用圏」である程度把握できる。

2015年大都市雇用圏の中心都市について調査してみた。

1000人台では平べったい感じ。4000人を超えると，かなり集積していると感じる。