2017/7/20 2020/10/3 未分類 (Blogger)

この本は読み終わったので処分しよう

面接直後に駅の売店で買った

不安な精神状態で目に飛び込んできたタイトルに釣られてしまった感がある

内容を一言でまとめると、不安な時は思考ではなく感情を大切にしようということ

思考と感情は、顕在意識と潜在意識に対応するのだろう

社会のレールにがんじがらめになっている人を狙って書かれたもので、

不安を消すという題とは裏腹に、「不安でたまらない人の言葉」や「不安な人の頭の中で起こっていること」や「常識的な人間がかけてくる圧力の言葉」が大半を占める

一応それらの文の後に打ち消してはいるのだけど、

「潜在意識は否定文を理解できない」という心理学の基本的な事柄を

この著者・編集者は何一つわかっていないように思える

「苦しめている常識的な考えはこうだ」→「否定」→「正論の解決策」では、読んでるほうはストレスがたまってしょうがない

「30年間のカウンセリングやセミナー、……」などと自慢しているようでは
著者に対する共感も生まれない
30年いったい何をやっていたんだ

それでも、
・行動する
・「人並圧力」に打ち勝つ
・感情で決める
・潜在意識に働きかける
・いまを生きる

といったメッセージは、十分心に響いたと思う
それだけでも、読んだ価値があったというものだ