ミニマリストに興味を持っていた。
シンプルな生活。
昔から、高校時代にははっきりと、物の少ない部屋で暮らすことに憧れた。
実家は汚部屋。
そんな私が一人暮らしをはじめて、自分なりに綺麗な部屋、物の少ない部屋を作った。
なんだか不便だった。居心地が悪かった。
友達の部屋に行った。
驚くことに、私の部屋よりも物が少なかった。
あんなに物の多さを嫌うのに、シンプルライフを望むのに、
私には、多くの物を抱えることが癖になっていた。
失望した。
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今は実家に居るが、自室は3畳程度で暮らしている。
物を減らす暮らしは、何年も練習してようやく身につけた。
自室の外にある荷物が多少有る。
古い服や靴など、いつの間にか消えてしまっても問題のないものたちが大半だ。
今、物減らし最大の課題は、学校の教材。
成功した思い出があり、成功によって狂ったこともある。
複雑な思いが入り乱れる。放っておくのも難しい。
その存在が疲れるという思いもある。
刻一刻死へと向かう道のりで、決別が必要だと思っている。