僕の大好きな心理セラピストさんが言ったことの中で特に心に残っていること
私の受け取った内容は誤解を含むかもしれないけど
書いてみることでそれもわかると思う
だから、自分なりのことばで書く
「人と距離を置く生活している人が、人生がなんだかツラいと感じたとき、
その人の中の、人とのつながりを欲している心を抑圧していることがある
本当は人とつながれないからツラくなっているのに、
ツラさの原因を勘違いして、やりたいことを探してみるけど、
一人でできる趣味やスポーツをしたり、買い物や断捨離をやたらとしたりして、
結局心が満たされないということがある」
僕はこの話を聞いたとき、「そう!そう!」とぶんぶん首を振ってうなずいた
読書や音楽鑑賞、山登りといった趣味
ロフトで一日で1万円使ったことがある一方で、断捨離にもはまった
まったくもって僕自身のことを指していると思った
僕は小さいころからずっと、人とのつながりを作ることに苦労してきた
受け身で、人に誘ってもらえるのを待っていた
誘ってもらえるような魅力的な人間になろうとしたことが、
勉強のモチベーションの一部になっていたように思う
体育も音楽も、万能な人になりたかった
中学時代は井の中の蛙で、万能人幻想が維持されていた
高校時代は、人から認められたくていろいろと的外れなことをがんばった
大学時代は、「学級」という大切な大切な人とのつながりを奪われ、ついに自尊心を維持できなくなった
今、新たに人と出会うことで、僕は変わっていった
暗い性格は相変わらずだけど、人と人のつながりでできた網に引っかかりながら、
奈落の底に落ちずになんとかやっている