呼吸が浅くなったのはいつ頃からだろうか
私の答えは、中学三年
その頃から、大好きな歌を歌うとき、声が伸びなくなった
それ以降、上手だと褒められた僕の歌声は、声量を失っていった
中学三年といえば、受験である
仲良かった地元の友人たちとの別れを感じていたのかもしれない
読書やパソコンをする時、呼吸は止まりがちになる
パソコンで音楽を作ったり、ソフトウェア作ったりすることに熱中した時期とも重なる
何も情報を受け取らず、歌いたい歌を歌う
アリとキリギリスのキリギリスを思い起こすような享楽的生活の中に、幸せがあるのかもしれない
それができないのはなぜ?
プライド?真面目さ?
享楽的生活をしても寂しさ、虚しさを感じてしまう
誰かに認められたいのかな?
中学時代は、好きなことをして褒められた。
高校時代は、褒められるには嫌いなこともしなければならなった
大学に入ったら、誰も褒めなくなった
身近な人に 褒めて貰いたかった
そのための努力は、歳が上がるにつれて報われなくなった