論理性を突き詰めると、脳は時々「生きていてはいけない」という答えを導き出すことがある。
論理的な結論に対して価値判断するのが倫理である。
先の答えは倫理的には問題がある。
だが、論理的に間違っているとは必ずしも言い切れない。
ここに論理の限界がある。
論理的には正しいが、とうてい受け入れられないことがたくさんある。
私の場合、論理が敗れ去り、感情の付随物になったことが多い。
心は難しい。論理の冷たさに無気力になることがあれば、感情の暴走を振り返って後悔することもある。
感情の馬力と、論理の操舵性が整ったとき、スムースにことが運ぶ。