図書館(想い出の絵本紹介)
管理人の母より、ひと言・・・
ここは、幼少期(私がまだ夢見る少女であった頃)より 今日もなお、心に残る 作品たちを紹介する 部屋である。
今度は、絵本に限らず、紹介していきたい。ただ、残念なことは、絶版のものも含んでいる点である。
・『天動説の本』(作・絵 安野光雅)福音館書店
当時、文系と理系の融合ともいえる点が新鮮で、
甘さのない絵も魅力であった。
母になって後は、次の文章に共感。
「人びとは、天にむかっていのりました。
わたしの父が、無事にかえってきますように。
わたしの兄が、無事にかえってきますように。
わたしの子が、無事にかえってきますように。」
・『白いねこ』(原作 オーノワ婦人 文・絵 こみねゆら)偕成社
言葉を喋る猫と、王子の物語。
とにかく、絵が、非常に繊細で美しい。
ページをめくるたびに、今も ときめく・・・。
・『かくれんぼの国』(作 武鹿悦子 絵 牧野鈴子)小峰書店
行方不明になった人形をとりかえす為、『かくれんぼの国』でキツネの王様と対戦するが・・・。
粗末に扱われた物たちの反乱を描いた作品。最近でいうならば、「もったいない」ということ。
次回『コーちゃんのポケット』『つくしんぼ』
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